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チョウチョさん、また遊びに来てね!(たんぽぽ組) (2022年07月07日)

5月末、 クラスのお友だちのお家の庭にいたアゲハの幼虫、アオムシを持ってきてくれたので、クラスで育てることにしました。

初めて見た時は、子どもたちも「どこにいるの?」「これ?」というくらい小さかったです。1センチらいのもの、2?3センチくらい、そして、小さい粒みたいなものと3匹いました。

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さっそく図鑑を出すと、みんな「これになるの?」「今は、これ?」と、図鑑に載っていたアオムシの成長過程の写真を興味津々で見ていました。

それからは毎日、朝登園してくると、「もうちょうちょになった?」「おっきくなった?」と、楽しみにするようなりました。

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お隣のゆり組のお友だちも毎日見に来ていましたよ。

みかんの葉やさんしょの葉を食べて、アオムシはすくすく大きくなっていきました。

毎日フンをするので、飼育ケースに敷いてあるティッシュを取り換えると、子ども達は寄ってきて、

「きれいにしてるの?」「たくさんウンチしてるね?。」とモリモリ食べるアオムシに驚いていました。

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また、ムシャムシャと葉っぱを食べていると、「こんなに食べるの?」「食べてるの、かわいい!」と、またもや驚きと、食べている姿にほっこり。

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そしてだんだん大きくなり、とうとうサナギになりました。それを見た子どもたちは、「サナギになってる?!」「固まった?」と、大騒ぎ!

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それからは、いつチョウチョになるだろう?と、また、毎日、登園すると飼育ケースをのぞく姿が見られました。

そして10日ほど経った時、ついにチョウチョになりました!

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出てくるところを見ることはできませんでしたが、朝、登園して、チョウチョになっているのを見て、またまたみんな大騒ぎでした。たんぽぽ組だけでなく、ゆり組さんも「チョウチョになってる?!」「見てみて?!」と、お友だちを呼びに行くほど、大興奮でした!

子ども達は、チョウチョになった姿を見て、「かわいい!」「すごいなぁ。」と、じっくりと観察していましたよ。

そして、チョウチョが羽をバタバタさせて飛べるようになってから、外へ放すことにしました。

たんぽぽさんだけでなく、いろんなクラスのお友だちにも見せてあげよう、ということになり、他のクラスの友達も呼んでみんなで放すことにしました。

「1、2の3!」で、飼育ケースを開けると、しばらく羽をパタパタさせてから、ヒラヒラ?と空へ飛んでいきました。

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こどもたちは、「バイバ?イ!」と、チョウチョが見えなくなるまで手を振っていました。

いなくなって寂しいけど、「また遊びに来てくれるかな?」と、また飛んできてくれることを楽しみにしているようでした。

そしてなんと次の日!

子どもたちが園庭で遊んでいると、アゲハが園庭にヒラヒラと飛んできたんです!「うわ?!アゲハだ!あそびに来てくれたのかなぁ?」と大喜び。チョウチョの後を追いかけたり、手で捕まえようとしたりしていました。

しばらくすると、また飛んで行ってしまいましたが、子どもたちは「またね?」と、チョウチョに向かって手を振っていました。

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小さいアオムシの時から、毎日成長していく様子を観察してきました。子どもたちは、アオムシが大きくなったり、形や色が変わったり、サナギになって、あんな小さい殻からどうやってでてくるのかなぁ?と考えたりと、いろんなことを感じたり、学んだりすることができました。

生命の不思議さ、面白さに触れることができ、とても貴重な体験をする事ができました。これからも、生き物のいろんな姿に興味や関心をもってくれるといいなぁと思います。